fbpx

スタッフブログ

STAFF BLOG

2025.09.11  / 斎藤

ライフスタイルの変化を意識した主寝室の在り方

皆様いつもありがとうございます♪

新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」新潟支店の斎藤です。

私の投稿は一時お休みさせて頂いており、だいぶご無沙汰しておりましたが再開。

どうぞこれからまた宜しくお願いします♪

さて、早速。

今回も、一部の人にしか刺さらない内容かもしれませんが、実生活からの視点で、部屋の在り方を考えてみます。

 

~ライフスタイルの変化を意識した主寝室の在り方~

前置きとして、わたくし斎藤家の家族構成と家づくりの時系列を簡単にお伝えしておきます。

斎藤自邸は築6年目を迎えました。

家づくり開始は、第一子の妊娠頃。
自邸完成とほぼ同時期に第一子誕生。
3歳差(4学年差)の第二子第三子(双子)誕生。
現在は、夫婦、長男5歳、双子(男女)2歳。
3匹の小さな可愛い怪獣と賑やかに暮らしています。

 

で、今回の主役は主寝室

家づくりを検討している今、皆様には現在、ひとつのライフサイクルが確立されており、それを軸にして間取りや設備を整えている方が多いと思います。

私の家づくりには、“子育て未経験夫婦”のライフサイクルが軸となりました。

私は、このお仕事を通して、多くの子育て経験者の諸先輩方ご家族の家づくりをお手伝いしながら、多くのことを学ばせてもらってきたつもりでした。

ですから、自分に子育て経験が無い状態でも、ある程度の家づくりの経験則で当時の生活スタイルから、移り変わるライフスタイルに対応出来る配置計画ができると自負していました。

が・・・、実際は、ほとんど分かっていなかったな。と思い知ることになります。

ここで、間違って欲しく無いのは、決して私が、いろいろな配置を『失敗したな』ってエピソードじゃなくて。

これからお伝えする事例は、ひとつの暮らしの移り変わりでしか無いので、みんなにとっての正解ではなく、在り方を考える参考になれば幸いです。

考えて欲しいのは、

家族で大事にしていることを今一度見つめてもらうキッカケにして欲しい。
子育て期は、永い人生の中の、一定期間の急激な変化でしか無いこと。
でも、その一定期間を1番大事にしたい家づくりもあっていいということ。
そして、子供が自立しても、家族の暮らしは続くということ。

前置きが長くなりすみません。

前述の冒頭でお話させて頂いた通り、斎藤家は現在5人で暮らしています。

子育て未経験の夫婦二人で考えた主寝室の使い方がどう変わっていったのかを、ご覧ください。

※以下画像は、左が家具などの配置変化。右が実際の家族の就寝時のリアルです。

 

■第1形態■ 夫婦2人

これはもう、当時のリアルに合わせて計画したので思い通りの配置。

①ダブルで仲良く2人で就寝
②サイドボードを両側に配置
③携帯の充電等目的で、サイドボードで使える電源配置
④枕元で照明のスイッチ
⑤就寝メインの寝室の為、全体の照度は抑え目→足元スタンド照明で十分。

 

■第2形態■ +長男(〜1.3歳頃)

スタートの配置を気持ち良いぐらいにドンピシャにしたら、少しの家具配置で破綻し始める。

①最初、親と同じベッドに寝かせてた乳児、二人で挟んでても墜落。
→ベビーベッド絶対居る!ってなる。
②ベビーベッドを配置したことで、コンセントがベッドと被り出す。
③体調(喉)管理が気になる→空気清浄機優先でスタンド照明は追いやる。
④寝かしつけ後の子供を監視しながら、残りの家事をこなしたりする時間確保。ベビーモニターの電源をベッドから遠方に。

 

■第3形態■ 長男(掴まり立ち以降)

やっとのベビーベッド配置も、掴まり立ちが始まれば、これもまた危ない。

発育の為にも、広い場所で寝返りさせてあげたい。

①ベビーベッド撤去。
②シングルベッドを足す。
③子供の墜落は、変わらず心配→ベッドガード案は、なんとなく嫌
→結果、父、くの字の態勢で寝る。

 

■第4形態■ 長男+双子(〜1.3歳頃)

もう、3人を相手に、転落の心配なんかしてたら、こっちの体がもたないってことで、ベッド配置、大幅に改造。

①部屋の間口の都合上、めいっぱいベッドのワイドを確保する方法がシングル*3台。
②足つきマットレスのフレームと脚は、小屋裏収納へ避難。
③スノコ+マットレスの低いベッドで、『最悪落ちても死にはしない?』高さに変更。
④ダブルベッドは他の部屋へ避難。→看病部屋にする。
⑤照明のスイッチが手の届く配置の為、就寝時、パチパチ遊ぶ。
⑥3人がスカッと寝室に向かうよう用意したアイテム『プロジェクター』は寝る前が、楽しくなって、就寝を遅らせる結果に。→中止。
⑦低いとはいえ、変わらず 父ガード続行。

 

■第5形態■ 現在(長男5歳半強、双子2歳半半弱)

下の双子に自我が芽生え始めたころから、ママのとなり争奪戦。

①家具配置は変わらず
②母の両サイドは、現状、ちいさい双子が優先的に獲得。
③長男は、しぶしぶ足元に寝る。(そこまでしても母にくっつきたい)
④父は、みんなの可動域確保の為、端。
『自分だけ楽して寝てる』ように見える。確かに楽。
でもイヤイヤ言われるのも寂しい。でも態勢は確かに楽は楽。
⑤子供3人に囲われながら無理な態勢で頑張る母のとなり。
全員の就寝を見届けるまで『寝まい』という意思も虚しく。お先にZZZ。ごめん。

 

■第6形態■ 将来(子供自立以降)

この将来は、きっと寂しさの方が大きいかもしれない。

①ダブルベッド配置は復活するのか?
②『もう二人別々で寝ましょ』ってなるのか?
③ベッドだけならまだしも、部屋別ってなるのか?

 

すみません。

自分で投稿しながら、まとまらない内容でした!が、とにかく、多くの方が大なり小なり辿るライフスタイルの変化、そのどこに重きを置くのかを、考えるきっかけにして頂けたらと思います!

以前から載せている事ですが、どんな目的の部屋であっても、われわれの使命は、使い方と、可変性、その人の思いをしっかり打ち合わせで感じ採ることであると思います。

私は、偉大なる建築巨匠でもないし。人を圧倒するデザイン力があるわけではありません。

でも、出会ったご家族が その家で、永く楽しく暮らすために、誰よりも、寄り添った提案を出来るように、そして一番、家族が大事にしているものを一緒になって考えられる自信はあります。

この投稿をご覧頂き、もっと斎藤家の子育て奮闘記を詳しく聞きたい。

参考に、ものの配置を考えたいという方は、弊社までお問い合わせ下さい♪

 

ご覧の通り、抑揚のない文章に最後までお付き合いいただいた方、ありがとうございました。

また、懲りずに、斎藤の投稿をお楽しみに。

秋の気配が深まり、曇りの日が続く新潟ですが、どうぞ皆さん元気にお過ごし下さい♪

ではまた。

 

細部までこだわった住宅をお探しの方へ

新潟のくらしをデザインする住宅ブランド「ディテールホーム」では、細部までこだわり抜いた家づくりを安心の価格設定でご提供しております。

どこにでもある普通の家ではつまらないと考えている方、つくり込まれたこだわりの住まいをお探しの方にぴったりの住宅デザインをご提案いたします。

新潟のくらしをデザインする住宅ブランド「ディテールホーム」はこちら

OPEN HOUSE ディテールホームの見学会・イベント情報