スタッフブログ
STAFF BLOG2026.01.26 / 阿部(達)
ガルバリウム鋼板は本当にメンテナンスフリー?結論と注意点を解説!
こんにちは!
新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」県央支店で施工管理の阿部です!
寒さがより一層厳しくなってきましたね。
みなさんも体調管理に気を付けてお過ごしください。
現場監督の私が実際に採用して分かった、ガルバリウム鋼板のリアル
私事で恐縮ですが、現在ディテールホームでマイホームを建築しております。
その中で私の自宅でも導入している外壁材料の「ガルバリウム鋼板」について、話していきたいと思います。
ディテールホームでも多くのお客様に導入いただいているガルバリウム鋼板ですが、ごくたまにメンテナンスフリーだというような情報を目にすることがあります。
これから建築される方はもちろん、打ち合わせ中の方にとっても、正しい情報をもとに検討いただけるよう、ガルバリウム鋼板のメンテナンス方法や注意点を解説していきます。
そもそもガルバリウム鋼板とは?
ガルバリウム鋼板とは、鋼(スチール)板にアルミニウム・亜鉛合金をコーティングした外装用金属板です。
外壁材としてだけでなく、屋根材や各種建築用途にも適用されます。

≪外壁材としての主なメリット≫
【高い耐久性・耐食性】
通常の亜鉛メッキ鋼板よりも腐食に強い特性があり、塩分や湿気の多い環境でも強く、長期使用に向いています。
耐用年数は 20〜40年程度と長く、窯業系サイディング等と比べても優れる場合があります。
【見た目がスタイリッシュ】
金属らしいモダンな外観が出せ、カラーも豊富でデザイン性が高いです。
【軽量で加工性が高い】
軽く、現場での加工(曲げ、切断、穴あけなど)がしやすいので施工性が高いです。
【反射性・断熱効果が期待できる】
アルミニウムの特性により熱を反射し、建物への熱負荷を軽減する効果があります。
≪デメリット・注意点≫
【傷・へこみに注意】
薄く軽い素材のため、衝撃でへこみやすいという面があります。
【断熱性・遮音性は低め】
金属板そのものは熱や音を伝えやすいため、断熱・遮音をしっかり確保する場合は断熱材や裏地の工夫が必要です。
【メンテナンスは完全不要ではない】
全く手入れ不要というわけではなく、約15〜20年で塗装や補修を考える場合もあります。

手入れはどこまで必要?答えは「少しだけ」
そんなガルバリウム鋼板ですがメンテナンスが少ないですが全くしなくてもいいというわけではありません。
長持ちさせるには定期的な点検と軽い手入れが重要です。
①日常・定期メンテナンス(基本)
点検頻度:年1回程度(できれば春や秋)
※ただし、台風・大雪・塩害地域では災害後も確認が必要です。
・表面の汚れ、色あせ
・キズ、へこみ
・サビの有無(特に端部・ビス周り)
・シーリング(コーキング)の割れ、剥離
②清掃(5〜10年に1回目安)
軽度の汚れ:水洗い(ホースで流す)or 柔らかいスポンジ+中性洗剤
・高圧洗浄しない(塗膜を傷めやすいため)
・研磨剤、金属ブラシは使わない
・強アルカリ、酸性洗剤は使わない
塗膜を傷つけないことが重要です。
③サビ対策(最重要)
もらいサビに注意が必要で、主に隣接する鉄部(手すり・自転車・工具)からサビが移ることがあります。
早期:中性洗剤で清掃
落ちない場合:サビ止め処理+部分補修塗装
※放置すると鋼板内部まで進行します!!
④塗装メンテナンス
ガルバリウム自体は強いのですが、表面塗膜は紫外線で劣化するため、15〜20年目安での塗装がおすすめです。
・色あせが目立つ
・チョーキング(触ると白い粉)
・防水性低下
いざ塗装!となったときに守ってほしいポイントがいくつかあります。
・必ずガルバリウム対応塗料を使う
・下塗り(密着プライマー)を使う
適切に塗装すればさらに20年以上延命可能です。
⑤シーリング(コーキング)補修
塗装メンテナンスと合わせて、シーリング補修もおすすめです。
対象部分:縦張り・横張りの継ぎ目や開口部周りが対象
補修目安:ひび割れ・硬化は雨漏りリスク
⑥メンテナンスを楽にするコツ
以下のことに注意していただくだけで、メンテナンスがぐっと楽になります。
・異種金属を直接接触させない
・海沿い・工業地帯は点検頻度を増やす

ガルバリウム鋼板を使用したディテールホームの実例紹介
冒頭でもお話ししましたが、ディテールホームではたくさんのお客様にガルバリウム鋼板を採用いただいています。
そこで、ディテールホームの実例の中からガルバリウム鋼板を採用した3つの実例をご紹介します!
【贅沢な時間を生む、広々プライベートテラスとカーテンレスな暮らし】
白と黒のガルバリウム鋼板をベースに、縦張りの杉板でアクセントを付けた外観。
外からの視線を遮るプライベートテラスを備え、扉を開放しても気兼ねなく過ごすことができます。
開放感あふれる設計とプライバシーを守りながらも外とつながる工夫を随所に取り入れたカーテンレスな暮らしが実現しました。
【明るさを感じさせるエッジの効いた佇まい】
明るさを感じさせる白のガルバリウム鋼板と、エッジの効いた箱型のフォルムが印象的な外観。
シンプルだからこそ際立つ、存在感のある凛とした佇まいが印象に残ります。
大きな吹抜けと高窓からの自然光が、素材の質感を引き立て、明るさと心地よさを感じられる住まいです。
【暮らしを彩る土間リビングとペレットストーブ】
シャープな箱型のフォルムに、グリーン系のガルバリウム鋼板と天然木を組み合わせた外観。
直線的なシルエットの中に、天然木の素材の温もりがプラスし、街並みに程よく馴染みながらも唯一無二のデザインに。
窓の配置を工夫することで西日をコントロールし、夏は涼しく冬は暖かい快適性も確保した住まいです。
まとめ
・早期発見、早期対応で40年以上使えるケースも多い
・最大の敵は「キズ」と「サビの放置」
以上のように、定期的なメンテナンスを行うことで外壁材の寿命が変わります。
外壁材にもいろいろなメリット・デメリットがありますので、理解して選ぶことが大切です。
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