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STAFF BLOG2025.10.07 / 牛木
失敗しない壁紙コーディネート!ベースクロスとアクセントクロスの選び方
こんにちは。
新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」県央の牛木です。
涼しい日も増え、すっかり秋めいてきましたね。
家づくりのお打合せの中で「どんなクロスを選ぶか」は、想像以上にお部屋の印象を左右する大切なポイントです。
色や柄はもちろん、質感によっても雰囲気が大きく変わります。
実際にお打合せの中で、お客様からも「この品番のクロスを使いたい」「こんな雰囲気に仕上げたい」といったご指定やご相談をいただくことが多い項目です。
今回は、そんな「壁紙(クロス)」について、ベースとなるクロスと、空間を引き立てるアクセントクロスの特徴や選び方をわかりやすくご紹介します。
これから家づくりをご検討の方や、インテリアにこだわりたい方の参考になれば幸いです。
壁紙選びの基本|ベースクロスで決まるお部屋の第一印象
まずは、おうち全体で使われる「ベースクロス」についてです。
大きく分けると質感の違いが【織物調】と【石目調】の2種類に分けることができます。
ここではそれぞれの質感が持つ特徴についてご紹介いたします。
【織物調】
・凹凸感があるので、影ができ汚れや傷が目立ちにくい
・布地のような見た目で温かみのある落ち着いた印象を演出しやすい
・マットなものや光沢感のあるものなど、テクスチャーの種類が豊富
実際に使用したクロスはこちらになります。
STM715(シンコール)

【石目調】
・比較的、凹凸感が少ないので照明を反射し明るい空間をつくりやすい
・塗り壁のような質感でナチュラルな印象を演出しやすい
・色味の展開が豊富
実際に使用したクロスはこちらになります。
SLP340(シンコール)

ベースクロスについては、お客様からヒアリングさせていただいた内容をふまえて、コーディネーターからご提案させていただくことが多いかと思います。
上記のような特徴があることを知っていただけると、この後ご紹介するアクセントクロスをお選びいただく際にも、選びやすくなるかと思いますので、頭の片隅にでもおいていただけると幸いです。
人気のアクセントクロスで空間をおしゃれに演出
次に、お部屋の一部に取り入れる「アクセントクロス」についてです。
【コンクリート調・モヤモヤクロス】
こちらはアクセントクロスとして最もお客様からご要望の多いアクセントクロスです。
無機質な質感で、空間を引き締める効果があります。
ナチュラルな空間に加えると、全体の雰囲気との対比で目を引くアクセントになります。
【単色カラー】
部分的に使うことで印象的な演出や、グラデーション的に加えることでメリハリをつける効果があります。
ベースクロス同様に、 【織物調】と【石目調】 にわけられるのでベースクロスと質感を合わせて選ぶことで、質感の統一した空間にすることができます。
【木目調・タイル調クロス】
木目調クロスは明るめだとナチュラルなアクセント、濃いめだとシックなアクセントとして採用率の高いクロスです。
タイル調クロスは種類も豊富で、素材感のあるアクセントとして使用されています。
木目調・タイル調などは、近くで見ると壁紙感が強く感じられることもありますので、ご採用の際には注意も必要です。
タイル調クロスはこちら(サンゲツHPより)

弊社では、クロス(壁紙)以外でも、アクセントに使える材料のご提案を行っております。
タイル貼は標準採用のものもありますので、まずはお気軽に気になる材料のお話をお伺いできればと思います。
ベースクロスはお部屋全体の印象を整える“土台”として、アクセントクロスは空間を引き締めたり遊び心を加える“スパイス”として活躍します。
少しの工夫で、おうちの雰囲気は大きく変わります。これから家づくりをご検討される方の参考になれば幸いです。
「自分らしい空間をつくりたい」とお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。
細部までこだわった住宅をお探しの方へ

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