こんにちは。

新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」新潟支店の中村です。

今回は改めて家づくりの流れをご紹介させて頂きます。

家づくりは一生に一度の大きなイベント。

でも、いざ契約しても「このあと何が起こるのか」「どこを見ればいいのか」分からないという方はとても多いと思います。

今回は、現場を見てきた立場から、家が完成するまでの流れと、後悔しないための「見学のポイント」をお話しします。

 

家づくりの大まかな流れ

一般的なスケジュールをざっくりと並べると、次のようになります。

ここからは、それぞれの段階で施主さんが意識すると良いポイントを紹介します。

 

１．契約～詳細打ち合わせ

この時期は「間取り」「仕様」「金額」が決まっていく重要な段階です。

そしてわくわく夢や理想を具現化していく時期になります。

 

【チェックポイント】

・予算の上限を明確にしておきましょう。
・コンセントや収納位置など、生活動線を意識して確認しましょう。
・変更や追加の要望は早めに伝えましょう。（着工後はコスト増になりやすい）

 

【現場目線アドバイス】

図面上では分からない「高さ感」や「採光の入り方」は、モデルハウスで体感しておくと失敗が減ります。

 

２．地鎮祭・着工

家づくりがいよいよスタートするタイミングです。

 

【チェックポイント】

・地盤調査の結果と対策内容を確認しましょう。（改良工事が必要な場合も）
・着工前に近隣あいさつを行っておくと、住んでからもスムーズにご近所付き合いが出来ます。

 

【現場目線アドバイス】

地鎮祭の時に、地縄で建物と境界線の離れを再確認しておきましょう。

その際、エアコンの室外機、給湯器などの機器の位置も確認！

 

３．基礎工事

家の土台となる重要な工程。ここでの精度が建物全体に影響します。

 

【チェックポイント】

・配筋（鉄筋）がきちんと組まれているか？

 

【現場目線アドバイス】

配筋検査の記録を見せてもらうと安心につながります。

 

 

４．上棟（建て方）

建物の骨組みが一気に立ち上がる見どころです。

ご都合が合えば見学することをおすすめします。

 

【チェックポイント】

・天候（風が強い日は作業中止）
・屋根がかかった後にしっかり防水処理されているか？

 

【現場目線アドバイス】

上棟直後はまだ壁がなく、構造の見どころ。

写真をたくさん撮っておくと一生の記念になります。

 

 

５．外装・断熱・内装工事

ここから、家の「性能」と「仕上がり」を左右する大事な期間です。

 

【チェックポイント】

・吹付断熱や防水シートの施工状態（ムラや破れがないか）
・サッシ取り付け後の隙間やコーキング状態
・内装ではクロス下地の凹凸チェック

 

【現場目線アドバイス】

気になるところは遠慮せず質問を。

「素人だから聞きづらい」と思う必要はまったくありません。

良い監督ほど説明してくれるものです。

 

 

６．完成・引き渡し

いよいよ完成！

最後のチェックで見ておくべきは以下のポイントです。

 

【チェックポイント】

・ドア・窓の開閉確認
・傷や汚れがないか
・設備（換気扇・照明・給湯器など）の動作確認
・取扱説明書・保証書の受け取り

 

【現場目線アドバイス】

特に引き渡し時は、コンセント・スイッチの位置を必ず確認しましょう。

家具の配置になど再度ご確認を！

図面通りでも「使いづらい」と感じるケースは多いです。

 

 

現場見学のコツ（どの段階でも共通）

 

【チェックポイント】

・気になる点は「曖昧にせず」その場で聞く
・定期的に進捗を見に行く（1〜2週間に1度程度がおすすめ）

 

【現場目線アドバイス】

現場に顔を出すことで、職人さんや監督との信頼関係も自然に生まれます。

家づくりが「一緒に作る」感覚になると、完成したときの満足度もぐっと上がります。

 

家づくりは、決して“契約したら終わり”ではありません。

むしろそこからが本番です。

現場を知ることで、「安心して住める家」がどう作られていくのかを感じ取れます。

ぜひ今回のポイントを参考にしながら、理想の住まいづくりを楽しんでください。

 

細部までこだわった住宅をお探しの方へ

新潟のくらしをデザインする住宅ブランド「ディテールホーム」では、細部までこだわり抜いた家づくりを安心の価格設定でご提供しております。

どこにでもある普通の家ではつまらないと考えている方、つくり込まれたこだわりの住まいをお探しの方にぴったりの住宅デザインをご提案いたします。

新潟のくらしをデザインする住宅ブランド「ディテールホーム」はこちら