アフターメンテナンス
AFTER MAINTENANCE2026.06.09
配管詰まりは突然起きる?特に注意したい「トイレ」と「キッチン」の予防法
こんにちは。
新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」カスタマーサービス部の落合です。
「昨日まで普通だったのに、急に流れが悪くなった」
アフターメンテナンスの現場で、配管詰まりのご相談は本当に多く寄せられます。
しかも厄介なのが、“ある日突然”起きるように見えて、実は少しずつ汚れが蓄積して起きているケースがほとんどだということです。
目に見えない配管の中では、毎日の生活で発生する紙や油汚れが少しずつ蓄積しています。
気付いた時には流れが悪くなっていたり、異音が発生したりと、症状が表面化して初めて問題に気付くことも少なくありません。
特に注意したいのが、トイレとキッチンです。
今回はアフターメンテナンスの現場で実際によく見かける事例をもとに、配管詰まりを防ぐためのポイントをご紹介します。
節水型トイレだからこそ気をつけたい使い方
最近の住宅では、ほとんどが節水型トイレです。
昔のトイレと比べて少ない水量で流す設計になっているため、水道代を抑えられる一方、使い方によっては詰まりの原因になることがあります。
節水性能が高くなったからこそ、「正しく流す」ことが以前より重要になっているとも言えます。
トイレットペーパーの流し方が詰まりを左右する
特に、トイレットペーパーの流し方には注意が必要です。
節水型トイレでは、一度に大量のペーパーを流したり、「小」で流す習慣が続くと、配管の途中に汚れや紙が残りやすくなると言われています。
おすすめしたいのは、「トイレットペーパーを使ったら大で流す」を習慣にすることです。
「少ししか使っていないから小でいいかな」と思ってしまいますが、ペーパーを使った時点で“搬送する水量”が必要です。
最近の節水型トイレは、「大」で流しても昔ほど大量の水を使うわけではありません。
むしろ詰まり予防と考えた方が安心です。
また、来客が多い時や体調不良時など、普段より多くペーパーを使用した際は、一度で流し切ろうとせず、数回に分けて流すことも効果的です。
「流せるシート」も安心しすぎは禁物

また、「トイレに流せるウェットシート」にも注意が必要です。
“流せる”と書いてあっても、一度に何枚も流すと詰まりの原因になることがあります。
厚みがあり、水に溶けるまで時間がかかるためです。
現場目線では「1枚使ったら1回流す」をおすすめします。
まとめて流そうとしないことが大切です。
大量の紙類は分けて流すのが基本です。
キッチン詰まりの原因は排水管に蓄積する油汚れ
キッチンの排水詰まりで最も多い原因は油です。
フライパンに残った油、ラーメンの汁、揚げ物後の汚れなどをそのまま流すと、排水管の中で冷えて固まり、少しずつ内側に付着します。
最初は問題なく流れていても、何年か経つと排水が遅くなったり、ゴボゴボ音がしたり、最終的には詰まりにつながります。
特に冬場は気温が低く、油が固まりやすいため注意が必要です。
排水口の表面はきれいに見えていても、配管の奥では油汚れが蓄積しているケースも少なくありません。
今日からできるキッチン排水の予防習慣

おすすめは、洗い物の前にキッチンペーパーで油をしっかり拭き取ることです。
これだけで排水管への負担はかなり変わります。
また、排水口のゴミ受けや排水トラップを定期的に清掃することも、臭いや詰まりの予防につながります。
もし「油を結構流してしまったかも…」と思ったら、食器洗い後に50℃程度のお湯を少し流しておくのも予防として有効です。
油は温めることで流れやすくなります。
ただし、熱湯は配管を傷める可能性があるため避け、適温のお湯を使うことがポイントです。
毎日の小さな心掛けが住まいを長持ちさせる
配管詰まりは、修理よりも“予防”がいちばん安くて確実な対策です。
トイレの流し方やキッチンでの油の処理など、どれも特別な作業ではありません。
毎日のちょっとした習慣の積み重ねが、配管を長持ちさせ、将来的なメンテナンス費用を抑えることにもつながります。
「まだ大丈夫」と思っていても、配管の中では少しずつ汚れが蓄積しているかもしれません。
ぜひ今日からできる予防習慣を取り入れて、大切な住まいを長く快適に保っていただければと思います。
住宅設備と上手に付き合い、快適な暮らしを長く
おうちの設備は、毎日を支えてくれる大切なパートナーです。
今日から、ほんの少しだけ「お疲れ様」の気持ちで接してあげてみてくださいね。
「うちの換気扇、そういえば最近うるさいかも?」と思ったら、まずはフィルターをチェック!
それでもダメなら、いつでもお気軽にメッセージくださいね。
あなたの暮らしが、もっと長く、快適に続きますように!