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2017.01.30  / 佐藤(信)

冬季の着工は雪が心配? ご安心ください。大丈夫なんです!

皆さんこんにちわ!!

長岡支店工務の佐藤です!!

12月までほとんど雪が降らず、長岡の冬にしては少し寂しい状況でしたが、1月に入り一気に降ってきましたね!!


朝起きて家の周りを除雪、

現場に行って工事車両のスペースを除雪、

1月上棟の物件の基礎内部を除雪!!

雪なんて!!ってなってます。。。正直。。。

しかし、職人さんにいい仕事をしてもらうために佐藤は我武者羅に除雪です!!
頑張ります!!



冬場の工事でよくあるご質問

さてそんな冬工事ですが、建方の時、良くお施主様に聞かれます。

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『木部に雪が積もってるけど大丈夫なの??』
『溶けて濡れてもいいの??』


どちらかと言えば濡れない方が良いに決まっていますが、
濡れても大丈夫ですのでご安心ください!!


ちょっとマニアックな話になりますが、建物の構造体に使用される木材の含水率(木材が含む水分の割合)は悪くても30%以下で通常18%~25%になっています。

含水率は木材の強度と大きくかかわっていて、含水率30%という状態が木材の中の細胞と細胞の間を流れる水が全て抜けた状態を示します。

その後さらに乾燥させ含水率を25%、20%と下げていくと今度は細胞内の水が抜けていきます。

細胞内の水が抜けていくと細胞内のセルロースなどの物質同士が抜けた水のスペースを埋める為、頑丈に結び付きます。

そして一度細胞内の物質同士が結び付くと、もう水はスペースが無いので入ってこれません。

セルロース等の結び付きは金属並みの強度をもっていて、これが木材の強度を生み出しているのです!!

木材が濡れた場合、水は細胞と細胞の間にしか入っていきませんので強度にはほぼ影響しません!!

多少濡れた木材も約4ヶ月の長い工期の中でゆっくり元通りに乾燥しますのでご安心下さい!!

これが木材に雪がかかっても良い理由です!!

 

濡れてもいいからと言って、何もしてないわけではありませんのでご注意を!!

なるべく冬工事では内部に雪等が侵入しないように外部を早く塞ぐ事を徹底しています!!
ご安心下さい!!

 

おかげさまでディテールホームは今年の冬も止まることなく工事を進めさせていただいております!!
安全性、品質を確保しながら安心施工を心がけて日々頑張っております!!

今後ともどうぞよろしくお願いします!!

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