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2017.02.25  / 鈴木

住まいの自己資金はいくら必要?

こんにちは。長岡支店の鈴木です。

今回の住まいの自己資金について触れたいと思います。



頭金って必要なの?

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はじめにどのくらいの自己資金が必要か。

住宅を考え始めた方がまず、はじめに気になるところですよね。

いろんな雑誌やインターネット上では、一般的に総額の2割の自己資金を用意していることが望ましいと書かれています。

私も初めてお会いしたお客様からは、よくこのフレーズをお聞きします。「頭金はこのくらいあった方がいいですよね。などなど」

例えば、3000万円の総額だと2割で600万円です。その他100万円から200万円の諸経費(いわゆる登記費用や借入経費、火災保険料など)があり、あわせて700万円から800万円となります。

結構大きなお金ですよね。ただこれを聞いてすぐにあきらめなくても大丈夫です。

昔は、住宅金融公庫(現在のフラット35)の融資が土地建物契約額の8割までしか借りられなかったために、このようなイメージが残っています。

確かに自己資金は、あればあっただけ借入額が抑えられ、家計への負担が少なくなることは確かです。
しかし、現在の民間金融機関は、自己資金が無くても総額の100%融資が可能になっています。
よって、自己資金が無くてもすべて住宅ローンで賄うことができるわけです。

ここで、自己資金が多い少ないでは、どんな差が出るのか。このような疑問が出てきます。



頭金の差

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※以下、金利変動は想定せずに計算しています。

3,000万円の物件で諸費用の200万円のみを自己資金で賄った場合、金利0.725%35年ローンで、月々80,895円の返済で、利息の総額は、397万円です。

これに比べ、5年間コツコツ貯金をして、600万円の自己資金をつくった場合、金利0.725%35年ローンで、月々64,716円の返済となり、利息の総額は、318万円です。

表にすると以下のようになります。

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利息の総額は、やはり自己資金の多い方が、80万円ほど低くなります。

しかし、ここで考えに入れておかなければならないのは、その間賃貸アパートで過ごしていた場合、仮に月々6万円の家賃が、5年間で360万円になります。

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結果300万円ほど多く支払うことになり、完済年齢も5年長くなります。

では、先に建築した方が、住宅ローンを持ちながら、同レベルの貯蓄をしていたら、5年後に約350万円貯まる計算になります。
これを繰り上げ返済に回せば、なんと4年5ヶ月返済年数を短縮出来ます。

元利均等返済では当初、金利を多く払う仕組みになっているため、早い段階で元金に資金を充当できれば、そこにかかる金利を削減でき、かなりの効果が表れます。



建てたい時が建て時

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なかなか初めての方には、難しいお話になってしまったかもしれませんが、いろいろな不確定要素があるとはいえ、結論を言えば、この低金利時代、時間をかけて自己資金を準備するより、その貯蓄をするという覚悟があれば、一刻も早く、家賃生活を切り上げて、最適な住宅ローンを選び、毎月支出する住宅資金を、自身の財産のために使った方がお得な方法と言えるでしょう。

ただし、ご実家に同居されていたり、会社の社宅で家賃が非常に少ないという方には、当てはまりませんので、誤解がないようにお話しておきます。

つまるところ、私の持論は、「住まいづくりは、建てたいと思った時、その計画に障害がない時」が、建て時だと思っております。

住まいづくりをご検討されている方は、ぜひ自信を持って、ディテールホームをお尋ねください。

担当者から詳しくお話しをさせていただきます。それでは、見学会などで皆様とお会いする日を楽しみにしております。



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