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2019.02.07  / 増沢

変わりゆく建設業界

こんにちは。
県央支店 工務担当の増沢です。

少し前ですが国会で入管法の改正が成立しましたね。

これにより外国籍の労働者が急激に増えるのではと言われています。

建築の現場でも数年前から外国籍の職人さんに会うことがありましたが、これからその頻度が増えてくるかもしれません。

改正の目的の一つに人工減少による働き手の確保が挙げられますが、マンパワーの確保の他にも技術面での工夫も最近良く耳にします。
 

その一つが建物のパネル化。

既に配線や断熱などがある程度出来上がった状態の壁などを建てていく工法ですね。

工場で出来上がったものを組み立てるので当然人工や工期の短縮が見込めます。

ただ予め工場で製作するので着工よりかなり前に図面の確定が必要になり、建ててからの変更もかなり難しくなります。

また雨の多い新潟では建て方時に濡れてしまう可能性が高いです。ある程度出来上がっているものなので一度濡れたらなかなか乾きません…完成後の結露などの原因になる事があると思います。

この辺りが数年前のパネル工法の流行りが続かなかった要因なのではと思います。

他にも人手不足解消とは深く関係ありませんが木造の新技術としてLVL(単板積層材)やCLT(直交集成板)などを用いた工法が挙げられます。

どちらも大スパンを飛ばせたり、原材料の確保が容易(日本の原材料が使える可能性)などメリットがあります。

特にCLTは壁や床、屋根を全て木材の集成材で作りますので考え方的にはRC(鉄筋コンクリート)造に近くなります。

海外では高層建築物も数多く建てられています(80階建ても可能という話も…)

まずは大型建築物から新技術を採用していく事になると思いますが果して住宅業界にも波及するのでしょうか…
 

私も以前はそういった大型建築物を建てていました。


某学校…トラスで大スパンを飛ばしています


某スキー場索道事務所…CLTで床を構成してます
 

技術の進歩と共にいつかこの経験を住宅でも活かす事があるかもしれません。

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