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2020.11.02  / コラム

「坪単価」の意味は?知っておきたいポイントや安く抑える方法を紹介

こんにちは。

新潟で注文住宅・デザイン住宅を新築している「ディテールホーム」です。

今回は「坪単価」について、ご紹介させていただきます。

坪単価とは、住宅を建てるためにかかる1坪あたりの建築費です。

住宅を購入するときは、坪単価で比較するのが一般的ですが、意味を正しく理解できていないまま検討する人も少なくありません。

この記事では家造りを考えている家族に向けて、坪単価の意味や、気をつけたいポイントを解説します。

住宅を購入する際の参考としてぜひ役立ててください。

 

 

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1.「坪単価」とは?

「坪単価」とは、住宅を建てるときの1坪あたりにかかる建築費です。

建物本体価格を延床面積の坪数で割って計算する方法が一般的です。

1坪はおよそ3.3平方メートルです。

たとえば、建築費が3,000万円であり、延床面積が50坪であれば、坪単価は60万円であるとわかります。

 

2.坪単価の注意点

ここでは、坪単価の注意点について解説します。

 

建物本体以外にかかる費用は含まれていない

一般的に、坪単価は建物本体価格をもとに計算するため、屋外設備工事費や税金などのコストは考慮されていません。

実際にかかるコストは、坪単価以上になる点に注意しましょう。

なお、建物本体価格の基準も一律で決まっているわけではないため、依頼する業者によって内訳が異なる場合もあります。

たとえば、建物本体価格に照明器具やカーテンを含めるケースもあれば、含めないケースもあります。

坪単価を比較するときは、含まれている内容についてもしっかり確認してください。

 

坪単価はあくまで目安

計算上の坪単価が割安でも、オプションや特別な工事を追加すれば、坪単価が上がる可能性があります。

最初に提示される坪単価を鵜呑みにせず、詳しい内容や計算の根拠についてよく確認しましょう。

計算方法を正しく理解し、実際に自分で坪単価を計算してみることも大切です。

 

施工床面積を基準にする場合もある

坪単価は延床面積で計算される場合が多いですが、業者によっては延床面積ではなく施工床面積で計算するところもあります。

延床面積は建物の床面積を合計したものであるのに対し、施工床面積には延床面積には含まれていないポーチやベランダなども含まれます。

施工床面積を基準に計算すれば延床面積を基準にするよりも坪単価が安く見えるため、注意が必要です。

 

3.坪単価を左右する住宅の構造別の特徴

建物の構造は、建物価格を決める大きな要因となります。主な構造の種類は、鉄骨造り、RC造り、木造などです。ここでは、それぞれの構造の特徴について解説します。

 

RC

RCは「Reinforced Concrete」の略であり、鉄筋コンクリートの構造を意味します。

耐火性や耐久性に優れており、高級住宅でよく取り入れられています。

住宅の形も自由にデザインできる点が魅力的です。

一方で、施工できる業者はそれほど多くなく、坪単価も高めに設定されている場合が多いです。

(地域によって異なります。)

 

鉄骨

鉄骨を使って骨組みを造る構造です。

重量鉄骨と軽量鉄骨がありますが、一般的な住宅には軽量鉄骨が用いられています。

建物の規模によっては、重量鉄骨が用いられる場合もあります。

鉄骨の構造なら柱を少なくできるため、デザインの自由度が高いです。3つの構造の中で坪単価を比較すると、鉄骨は真ん中くらいとなります。

(地域によって異なります。)

 

木造

木材を使って骨組みを造る構造です。

在来工法や木造枠組壁工法などの複数の工法があります。

昔ながらの住宅の構造であり、高いスキルをもつ技術者も多いです。

また、素材も安価で手に入るため、3つの構造のなかで最も坪単価が安い傾向があります。

できるだけ安く住宅を建てたい人には木造がおすすめです。

(地域によって異なります。)

 

4.注文住宅の都道府県別・構造別の坪単価相場

注文住宅の坪単価の相場は、都道府県や構造ごとに大きく異なります。

都道府県別・構造別の坪単価の相場は以下のとおりです。

(単位:万円/坪)

都道府県名 RC 鉄骨 木造
北海道 112.5 79.9 59.4
青森県 82.5 81.2 54.5
岩手県 0.0 79.5 59.7
宮城県 91.7 79.9 59.4
秋田県 84.2 81.2 55.8
山形県 71.0 81.2 57.1
福島県 89.1 84.2 61.4
茨城県 72.9 78.2 57.4
栃木県 73.3 77.9 58.1
群馬県 48.8 79.5 59.1
埼玉県 102.0 87.5 58.4
千葉県 112.9 86.1 61.1
東京都 132.7 101.3 62.4
神奈川県 107.6 96.4 64.4
新潟県 54.1 78.9 59.1
富山県 55.4 82.5 59.7
石川県 95.4 77.9 59.4
福井県 68.0 82.2 56.8
山梨県 82.5 78.5 59.7
長野県 147.8 78.2 63.0
岐阜県 87.8 84.5 60.7
静岡県 79.9 83.5 61.4
愛知県 96.7 84.5 63.0
三重県 70.6 82.8 62.4
滋賀県 113.5 86.1 55.1
京都府 95.0 84.8 57.8
大阪府 104.9 82.2 56.4
兵庫県 129.4 84.5 57.1
奈良県 74.9 78.5 56.8
和歌山県 86.1 81.5 55.1
鳥取県 63.0 74.3 59.1
島根県 153.5 77.2 60.4
島根県 153.5 77.2 60.4
岡山県 80.5 79.9 63.0
広島県 69.6 84.2 60.1
山口県 74.9 83.2 58.4
徳島県 102.3 71.3 54.1
香川県 101.6 73.3 59.4
愛媛県 81.5 76.9 55.1
高知県 114.5 78.2 58.7
福岡県 86.5 79.5 57.8
佐賀県 51.8 77.6 57.4
長崎県 74.9 76.9 55.1
熊本県 71.3 76.9 55.4
大分県 69.3 83.8 54.5
宮崎県 106.3 76.9 51.2
鹿児島県 79.9 75.2 55.8
沖縄県 71.9 77.6 67.7

※参考:注文住宅の都道府県ごとの構造別、地域別、坪単価の違い|ONE PROJECT

 

5.坪単価を安く抑える方法

ここでは、坪単価を安く抑える方法について解説します。

 

複数業者を比較する際は内訳を見る

坪単価はあくまでも目安であるため、確認する際は必ず内訳もみておきましょう。

業者によって坪単価に含んでいる項目や基準にする面積が異なる場合もあります。

複数の業者を正確に比較するには、同じ費用や面積で計算した坪単価を基準にする必要があります。

 

設備のグレードを見直す

住宅を建てる際は設備も本体価格に含めるため、グレードを上げるほど坪単価も高くなります。

特に、水回りの設備のグレードを上げると建物価格は高くなり、坪単価も上がりやすいです。

業者によっては、坪単価を安く見せようとして標準仕様の設備のグレードを低くしているところもあります。

坪単価を見るときは、設備のグレードについても確認しましょう。

 

デザインへのこだわりを見直す

見た目にこだわって特別なデザインを取り入れれば、本体価格が上がって坪単価も高くなります。

内装よりも外装のデザインのほうが坪単価に影響しやすいため、屋根や外壁などに対して強いこだわりをもっている人は気をつけましょう。

予算があまりない場合はデザインへのこだわりを見直し、かかる費用を調整しなければならない可能性もあります。

 

延床面積を大きくする

坪単価は一定ではなく、面積によって変わります。

キッチン、トイレ、バス、洗面化粧台などの設備は建物本体価格の2~3割を占めますが、延床面積の大きさによらず必要な設備です。

これらの設備の延床面積を減らしても、それほど費用の削減にはなりません。

延床面積が大きい場合と小さい場合を比較すると、床面積が大きい場合のほうが坪単価は割安になります。

 

6.まとめ

住宅を建てる際は、坪単価を確認すると費用の目安がわかります。

ただし、業者によって計算の仕方に違いがあるため、比較する際はそれぞれの内容をしっかりチェックすることが大切です。

 

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家づくりで失敗しない為の間取りのいろは – Part.2 –

 

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