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2022.03.03  / 笹川

壁の隙間をみたことありませんか?木材の乾燥収縮とは?

こんにちは!

新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」新潟支店の笹川です。

いやぁ~、ここのブログ見てますがそれにしてもみなさんいろんなこと知ってますね・・・

カフェやら税金やら建材やら・・・

それぞれの社員がそれぞれに特化しているので私も勉強になります。

もっと教えていただきたいものですね。

 

木材の乾燥収縮とは?

ここからが本題、今回私は木材の収縮についてお話しようと思います。

まず、壁の入隅等で隙間ができたりするのを、見たことありませんか?

こんな感じです。

新築住宅はほぼ100%と言っていいほど起こる現象です。

(弊社はちゃんと補修しています!一定期間ごとにアフター対応もあるのでご心配なく!)

一つ理由として、鮮魚や果物など水を含んでいる物は膨らみ、干物やドライフルーツなど乾燥している物は縮みます。

木材も例外ではありません。

特に住宅などで使用する新しい木材は木の細胞が柔らかく、生えていた状態に近いのでより多くの水分を蓄えることが出来ます。

根っこから水分を吸い上げるイメージですね。

そう、実際に木材も大きくなったり小さくなったりしちゃいます!

微量ですが、仮に1mm縮むだけで隙間が見えてきてしまうわけです。

まず、木材の状態として乾燥具合によって3種類の呼び方があり、

①湿潤状態 : 伐採したばかりの状態。含水率約30%
②気乾状態 : 空気中の湿度と平衡状態。含水率約15%
③絶乾状態 : 完全に乾燥した状態。含水率0%

一番乾燥収縮が少ないのが③の絶乾状態です。

だったら、すべて③絶乾状態の材料を使用すればいいじゃない!

と思うかもしれませんが、③絶乾状態はほぼ存在しないと言っていいでしょう・・・

というのも空気中にも水分が存在するので空気中の水分を吸収するので、完璧に機械で乾燥させて搬入させようと思っても、現場に持ってくる時点で湿気てしまいます。

また、建築では①の湿潤状態で使用することはほぼありません。

建築で使用するものはほぼ②の気乾状態で、外部の湿度の影響を常に受けている状態です。

【気乾状態の木材】

【湿潤状態の木材】

日によって湿度って違いますよね?

先述の通り、水を含むと膨らみますよね?

それが日々繰り返され隙間ができてしまうというわけです。

といっても、1年2年3年・・・と経つうちに木材が古くなり、木の細胞が固くなると収縮の量が小さくなって次第におさまっていきます。

お客様の新築住宅に古くなった木材を使うわけにもいきませんもんね💦

その他の要因として、すべての物は熱によって膨張したり収縮したりするので、夏場や冬場または温度・湿度の変化、日差しの強さやエアコンなどの温度変化や乾燥によって引き起こされるわけです。

自然の摂理なので抗えません。

困ったものですね・・・

これらを解消できる新工法や新素材ができるのを願うばかりです。

 

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