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2022.11.07  / 

バルコニーは必要ですか?素敵な建築実例とメンテナンスをご紹介

新潟で注文住宅・デザイン住宅を手掛けている「ディテールホーム」新潟・工事部 林です!

最近は昼夜の温度差がえぐいですね。。流石の私も毛布が離せません。

その反面、湯船でじっくりと温めた体を外気に晒す気持ち良さに感激して欣喜雀躍。

 

近年バルコニーを間取りに組み込む方が減っています

ふと考えました。

私がこの仕事を始めた頃と比較するとベランダ、バルコニーを間取りに組み込む方が格段に減っていますね。

(屋根があるのがベランダ、露縁がバルコニー…と使い分けはあるのですが、設計図書の記載はバルコニーと総称されることが多いですので以降、そちらにならいます)

黄砂やPM2.5の飛来により洗濯物やお布団の外干しを避ける方が増えたせいでしょうか。

1年のほとんどを花粉症の症状に悩まされていると言う方も。。

確かにバルコニーといえば物干しをしたりタバコを吸う場所だったり…

そういった目的、生活習慣を望まない方にとっては施工費用的にも住まってからのメンテナンスへの不安についてもデメリットが勝ってしまうのも自然なことかも知れません。

限られた面積の一部を占有するに値するのか…そう迷われる事もあるかと思います。

 

バルコニーをご検討中の方へ!

本日、現場のご案内をさせていただいたお宅は、近接する住宅と住宅の間をピタリと捉えた眺望の良いベランダのあるお家でした!

担当プランナーの正確な敷地調査の賜物ですね!

そんなベランダに立ってみると、窓から臨む景色と変わりはないはずなのに…感じ方が違うものです。

風、匂い、温度…感覚が刺激されます。

なので!

バルコニーの採用検討をされている方に、素敵な建築実例のご紹介とバルコニーのメンテナンスについて紹介させていただきます!

そっと背中に張り手でごんす。

 

バルコニーの素敵な建築実例をご紹介

「眺望を楽しむバルコニー」

地域で開催される花火を家族みんなで眺めたい!とのご要望を叶えたバルコニー。

面積もふんだんに!切り取るのは花火だけではありません。

とある日の夕陽も、想いと相まって忘れられない1枚となるでしょう。

▼この建築実例はこちら

 

「セカンドリビングとしての役割を満たすバルコニー」

こちらのお宅はリビングの壁材とバルコニーの壁材の一部を連続させることで、フルオープンのサッシを解放すると境界線はもはや何処へ!

奥行きもしっかりと確保されているので日射をコントロールする役割も担っています。

雨を楽しめるようになったら大人。と勝手に考えている林の憧れのバルコニーです!

▼この建築実例はこちら

 

バルコニーのメンテナンス

どちらのお宅も、その後のお暮らしが目に浮かぶような素敵なバルコニーですね!

この両物件に共通していること。それは給水設備が備わっていること!です。

バルコニーの維持管理にはお掃除が不可欠だからです!

弊社に限らずバルコニーの床面の防水には「FRP防水」という塗膜防水を採用しているかと思います。

ボートの舟底などにも採用される防水ですね!

 

FRP防水とは?

FRP防水とは、塗膜防水の一種です。

床材、防水層、トップコートの三層から成り。

防水層は液状のポリエステル樹脂とガラスなどの強化繊維とを一体化して形成される。

複雑な形状の下地にも有効で、仕上がりもキレイ。

摩擦にも強いためバルコニーなどの歩行面にも使える!といった特性を持ちます。

しかしながら紫外線に弱く、ひび割れやすい…といった属性を有する素材でもあります。

 

バルコニーのお掃除の頻度

耐用年数は一般的に10年前後と言われています。

これを少しでも永らえるには、定期的なお掃除と防水面の保護に限ると思います。

お掃除の頻度は最低1年に1回と言われていますが、屋根の有無や周辺状況によっては、もっとこまめに実施する必要があろうかと思います。

また、頻度よく状態確認をすることで経年による異変にいち早く気づくことが出来るのです!

(以前と様子が違ってきたな!と感じたら弊社のメンテナンスチームにお気軽にお声がけください!)

 

バルコニーのお掃除方法

まずはホウキとチリトリ、もしくは掃除機などの用具で表面のゴミや埃を除去します。

排水溝にゴミごと流してしまうのはバツです!次は散水をして磨き作業となります。

この時、中性洗剤などを併用すると汚れ落ちが良いでしょう。

擦るときはスポンジを使用しましょう!デッキブラシのような硬いものでゴシゴシしすぎると塗膜を傷める原因になりますのでご注意を!

洗剤が残ってしまわないようによく流しましょう!

…結構、大変ですよね!こうなると給水設備は有効ですよね!

 

べランピングする際にも気を付けましょう

ちょっと前に「べランピング」なるものが流行った恩恵でしょうか?

ベランダマット、バルコニーマットなるものが市販されています!

直に敷くと蒸れやカビなど様々な懸念がありますが、水はけマットと言う商品も展開されており敷き物とベランダ床の間に5〜10ミリ程度の空間を設けることが出来るものもあるようです!

これがあれば今までスノコやデッキタイルなどに限定されていたベランダ床に人工芝を敷ける事になりますね!

(床から浮いた5〜10ミリの空間には虫たちが蔓延る心配は拭えません。。定期的に確認しましょう!ベランダにエアコン室外機を設置している場合はドレンホースからの虫の侵入にも対策を!)

ベランダ床に蒸れ、カビ、腐食の心配の少ない敷物が出来れば紫外線への対策にもなりますし、テーブルや椅子を置く際の刺突による塗膜の傷みも軽減できます!

私程度で思いつく「こんなのあったら」は大体既に商品化されているもんですね〜

 

バルコニーは必要ですか?

バルコニーは必要ですか?の問いに、個人的には「必要です!」です。

長くて内容の薄い林の投稿がベランダ、バルコニー賛成派予備軍の方々に少しでも届けば…

と自宅のウッドデッキから鼻をすすりながらお届けしました。

ありがとうございました!

 

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