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2018.04.02  / 斎藤

あかりのチカラ。-vol.1-

こんにちは。新潟支店の斎藤です。

 

舞い散る花粉で私のお鼻とお目めは大変なことになっております。

高保湿ティッシュは肌身離せません。(笑)

あぁ、まさに目を取り出して洗いたいm(>△<)m

 

さて、私斎藤は今回、住宅照明における“灯りのチカラ”について、少し触れたいと思います。

 

皆さんも今、雑誌や見学会いろんなところで素敵な照明計画を目にすることがあると思いますが、

私たちディテールホームもデザイン住宅をご提案する者たちとして、力を入れている部分であります。

 

昨今は、『一室一灯式』の一部屋に一つ大きい照明を計画するのではなく、

『一室多灯式』の一部屋に対しても、複数多種類の照明を計画し生活シーンに合わせて

使い分けを行うご提案がされています。

 

もちろん、比較的費用の掛かるご提案にはなりがちですが💦

 

この多灯式の照明計画。ただただ“オシャレ”だったり“デザイン性”という意味だけで

提案がされていると思ってはいませんか?

 

例えば、この下のお住まいの写真は、

リビング天井面にダウンライト。ソファの背面に天井を灯りが走るコーブ照明という間接照明計画がされています。

もちろん、パッと見た感じでも、①~③のような効果によりその部屋の雰囲気づくりに一役買っております。

①明るい面と、光の届かない暗い面の強弱を作る。

②明暗の差で、人に視覚的誘導性をもたせる。

③天井面ダウンライトであったり、ペンダントライトであったり、スタンドライトであったりと、光源の高さを変える。

 

 

ですが、間接照明はただ、かっこいいから提案しているわけではありません。

下の写真のように、先ほどのリビングの灯りがダウンライトのみで過ごした場合と、間接照明のみで過ごした場合で、こんな現象が起こることがあります。

 

↓【左/ダウンライトのみ点灯、 右/コーブ照明のみ点灯】

 

左のダウンライトの写真は、しっかりとリビングのテーブル付近まで十分な地灯りがとれています。

右のコーブ照明の写真は、間接照明なだけに、光に指向性があるので、光の届かない壁面があるので、全体的には暗く見えます。

 

 

それでは次に、テーブル付近を拡大してみてみます。

↓【左/ダウンライトのみ点灯、 右/コーブ照明のみ点灯】

 

ダウンライトのように天井から直接、テーブルに光を届かせると、十分な地灯りはとれますが

左のように、なにか障害があると影が出来てしまいます。

対して、間接光は右のように影がつきません。

これは間接光が、天井を走りTV面の壁に到達して返ってくるまでの面で

ヒカリがバウンドをしているため影が出来にくいのです。

 

 

こういう環境で、生活の動作に置き換えてみるとどうでしょうか。

1.読書をする際に、自分が本に影を落としてしまう。

2.書き物をする際に、手元にペンや自分の手の影が邪魔。

 

そんな経験ありませんか?

ダウンライトとコーブ照明。

それぞれの特性を合わせてこのお部屋の空間は快適に過ごせるのですね♪

 

 

間接照明はただの、かっこいい。

でも手入れとか、掃除とか大変そう。

な、照明ではないのです。

 

上手に私達と明かり計画を、していきましょう♪

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