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2021.09.16  / 笹川

実験!設置するとき木下地が無いとどうなる?

こんにちは!

新潟の住宅ブランド「ディテールホーム」新潟支店の笹川です。

今回は下地についてお話しようと思います。

 

木下地とは?

まず、下地とは仕上げ材を施工するための地。

壁紙や金物、外壁を留付ける為のものです。

その下地のうち、手すりやタオル掛け等を取り付ける「木下地」について、いろいろと試してみました!

住宅にはいろいろと壁に前述した物や、棚板、カーテンレール等、様々な物が付いていますが、ちょっとした軽いもの以外は、どこの壁にも付けられるわけではないのです。

そもそも住宅の壁には通常ですと、柱または間柱という木材が455mm間隔で縦方向に入っています。

その柱・間柱にビスが行くようにすれば、重いものも取り付けることが可能です。

・・・が、柱などに合わせてうまいことつけたいものをすべて設置することはまず不可能ですし、ボードだけに留付けると抜けてしまいます。

というわけで、

このようにボードを貼る前にビスが効くように、木下地をボードの裏に仕込んでおきます。

そして壁紙を貼った後に器具設置します。

ここで疑問が・・・

様々な施工法を試してみて、それぞれがどのくらいの重さに耐えらるのだろうか?

 

実験!どのくらいの重さに耐えられるでしょうか?

それじゃあ、やっちゃいましょう!

まずやり方!

ボードに金物を設置してぶら下がります!以上!

まずこいつを、

こうして、

ズボ、、、
ですよね。はい。想定内です。

さすがに普通にビス固定しただけでは人はぶら下がれません!ドーン!

感覚的には結構強く引っ張ると抜けてしまった、というような感じです。

軽いものであれば全然大丈夫そうですね。

はい、次ィ!

ボードアンカー!

取り付け。

これはボードの上に後から施工してビスを効くようにする物で、下地が無くてもある程度の荷重に耐えられるようにする為の製品です。

付けて引っ張ってみたところ確かに効いているようです。

先ほどより強い力で引っ張ってもびくともしませんでした!

これは期待できます!

それでは張り切っていきましょう!

あ、、、
ごめんよ寺島、、、
行けると思ったんだよ・・・

というわけで、ボードアンカーでもさすがに人は行けません!

そもそも60~70kg前後の物を壁や天井に取り付けはしないですよね。

必要十分な強度はありそうですし、アンカーの本数を増やせばもしかしたら行けるかもしれませんね。

(危険なのでやめてくださいね)

なんたって、写真の足元をご確認ください!

そう!少しの間ぶら下がってたんです!

そしてまさしく落下する瞬間!ごめんなさい!

はい次!

こうなったら何が何でもぶら下がれるようにしてやる。

ずいぶん簡易的ですが、木下地です。

この角材にビスを効かせます。

どうだ!

おぉ~!

行けました!やはり木材にビスを効かせると抜けません!

というわけで、何か設置する場合は、ある程度の荷重のかかる物ならボードアンカーで十分ですが、とてつもなく荷重がかかるもの、例えば懸垂バーやハンモックを吊り下げたい等がある場合は、しっかり下地を入れましょう!

図面の打合せの際などに事前に教えていただければ、木下地を入れておきますよ!

 

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